直貿ハードル山のごとし
次のお仕事のことに移ろうかと思いましが
やはりこの大きな会社のお仕事についてもう少し🙌
俗に言う赤文字?フェミニン?の低価格帯でした。
ちなみに私はフェミニンが一番苦手です(笑)
上代安く、原価率も低い。
価格を合わせることがお仕事の8割でした。
残りの2割はトレンドを拾って、メーカーさんに作ってもらう。
なかなかアレンジやこだわりを表現するのは
難しい環境でしたが
こういう会社こそ、自分をしっかり持たないとやっていけない気がします🥺
私のポジションは定番商品のマインドチェンジやプライスダウン、
新定番の開発、それから会社としての念願でずっとかなえていられなかった
直貿の取り組みと仕組みづくり。
私は商社畑ではないので、仕組みといっても貿易のところはTT?LC?のレベルだし
良い乙仲がどうとかはわかりません。
商社を使うことになれ、仕様書のかけない社内と
直貿工場とのやり取りを円滑に進めるために
どのように若手に理解をしてもらうか
工場にどこまで理解してもらうか?間に入って
円滑に進むようにフォーマットを作る、いわばプラットフォームの役割でした😃
まずは初めてみないとというところで
ニット、カット、布帛それぞれの工場を選定。
バイヤー状態の社内にどのように提案をもらうかなど検討。
でもやはりいきなりの直貿はハードルが高いとの判断で
間に入る商社代わりの交渉役を外部に契約。
ま、商社とかわらんやん、なんですけどね。
第1歩という事で大目に見てください🤣
なにはともあれ、スタートします。
まずはニットから。
それはまた、別のお話。。。🙋
洋服だけど人間だもの😱
この大きな企業で仕事をしている辺りから、
仕事って結局人間力だよなぁ。。。と
心底思う様になりました🥺
アパレルのお仕事は若い感性が必要なので
大きな会社ほど若手が活躍しているし
どんどん仕事を任せてもらえる環境です。
でもやはりそこで勘違いをしてしまう。
自分が売っていると思ってしまう。
この辺りから若手の教育にも意識を向けるようになり、
商社さんなどに上から物を言っていたりする若手がいると
「どの会社に行ってもまた仕事してもらえるようなジャッジをしなさい」と
将来を考えて仕事する様に言ってきました。
こんな時代ですから💦いつ立場が逆転するかわからない。
いつもそう思っていたから、いままで沢山の方に助けていただきました🥺
年齢を重ねると色々な事が見えてくるもんですね。。。
冷酒と年寄りの〜ってやつを実感する年齢です🤣
ま、周りも仕事欲しいから若いの相手にヨイショしてくるので
ウィン・ウィンだとは思いますけどー😅
数十億のオーダーもらえると思えばヨイショくらいしますよね😓😓
日々の強烈な事件に疲れたこともあり
良い服を作りたいと言う思いもあり
沢山勉強になったこの企業にもなれ
もう少しやりたい事やろうかな。。。と言う思いが湧き出てくるのでした。
また、次回。。。🙋
商社(メーカー)とブランド👀
優秀な取引先を繋ぐのは
会社にとってとても有益です。
アパレルの場合
①商社、メーカー、工場(直貿)
②ブランド(アパレル)
③卸先、小売
と川上〜川下まであって、①〜③までの機能のあるSPAや
小売のみ、卸売りのみのアパレル、
商社を使わず自社で輸入機能を持って作る。。
などなど、会社によって千差万別、全て違うやり方と言っても良いくらいです。
直貿のメリットは人や会社が入らない分
低コストでスピード感もあります。
デメリットは問題が起こった時に自分で解決しなければならなく、
文化の違う中国の工場とのやりとりは本当に大変だったり、
輸出入の知識や膨大な手間がかかります。
荷物1つ送るにもインボイスの作成が面倒になったり。
その逆に商社やメーカーを入れると
手間は半減、問題が起こっても責任の所在が
相手側になる場合は交渉もしてくれます。
ただししっかりと手数料を取られ
安く作りたい場合には難しい場合もあります。
そして何より、商社も人間ですから、
間に入ってくれる人とのコミュニケーションが上手くいかなければ
物流が止まってしまいます😱
以前書いたアパレルの今。
殆どが提案をもらってバイイングして行くスタイルになりましたが
それも大きな会社だけの話し。
小さなアパレルでは昔の様に仕様書を作成して
版下を作って位置指示して。。。と
最近の商社機能を社内で行う事も少なくありません。
デザイナーはどこへ行っても対応出来るように
仕様書の知識、指示の出し方、素材の選び方、コストの交渉など
深い知識を携えていないと負けてしまう時代になりました。
商社の方も、昔の様に指示された物を作って
待っているスタイルでは
スムーズなオーダーをもらえなくなってきているんだと思います。
なんだか乱文でしたが、
多種多様のやり方があり、対応出来ない会社が
潰れたり縮小したりしていく厳しい時代だなーと思った次第です😭
大企業でよ暗闇の中のような
お仕事については
次回また少し書きます🙋
3人の変わり者
この大アパレル、とにかく変わり者が多かった😱
名物といわれるような人。
私が特にやべぇ人いるなって思ったのは。。。
①見た目はガチの大柄な漁師さん(ひげ、短髪)。服装はマツコさん。喋りは乙女😍
この人性格も変わっていたけど、見た目のインパクトで消えてました。
②若手の壊し屋のおばちゃん。
この人は特に私もかかわって、本当に精神壊されそうになった人。
言っていることが一つも正しくないから、こっちが頭おかしいのか?って
勘違いしてしまう人。新人がどんどん壊されました。
③社内にめちゃくちゃ甘くて、外部には悪魔のようなおじさん。
この人伝説です🤣
私も間近で関わりましたが「社内は育たん」と言い切って
外部を詰めまくる。
①の彼(彼女?)は特に害ありません。目が追っかけてしまうだけ🥺
②は本当に被害者だらけです。しかも偉いポジションにいる。
嫌いな人が多い人間ではありませんが、唯一大きな声で嫌いと言える人でした。
全て人のせい、全て中途半端、全てに文句を言う😓
どの会社も良し悪しですが、この会社にだけは戻りたくない原因は
この人の事が大きいです。
③のおじさん。もちろん社外からはめちゃくちゃ恐れられていたし
社内からも浮いていました。
でも私はこの人好きなタイプでした。
結局損してるのはおじさんだけで、皆上手く回りましたから。
そしてこの方のおかげで、
この会社の商社さんやメーカーさんの
レベルが物凄く高かった!!🌟🌟🌟
今デザイナーのスキルが低くても、
超優秀な商社さんやメーカーさんのおかげで
ブランドは回っていきます。
今でも私のデザイナーとしてのわがままを
貫いていられるのは
この優秀な取引先と知り合えたから。
会社は本当に酷かったけど、この点には感謝しかありません。
長くなりました。また次回。。。🙋
1億オアデッド🤣
会社規模で言ったら過去1のレディースアパレル企業。
基幹ブランドの企画課長になるのは難しくありません。
なんせ人の入れ替わりも早いので
色んなポストが空いています🤣
後に事件を起こす名物社長と直接仕事が出来るのもこのポジションだけ。
刺激的な毎日です。
毎日の様に社内イベントがあり、
毎日の様にストレスチェックがあり、
そして毎日の様に出社不能になる女のコがいます😱
きっとこの会社の時はどこか頭のネジを吹っ飛ばして
仕事してたんだろうと思います。
2時間の会議を終えると200件近いラインが入っているのが本当に普通になり、
携帯が1年で壊れます。
ショップスタッフを集めるだけでも大仕事。
この会社のお仕事ですが。。。
というか大きめな会社は皆同じ様な内容が増えましたが
企画はほぼバイヤーです。
山程くる提案される物を摘むスタイル。
いわばブレインだけの社内で、
何をどう売るか?を毎日考えます。
仕様書も書きません。
グラフィックも作りません。
企画は感覚を養えと言うのが会社の意図。
ただ私、ここでも「つまらん」が発動😭
低価格なのに生地のアレンジや価格のアレンジをしまくった為
生産出来るんちゃう?と意味不明な評価になり
生産部の課長を兼任する事になります。
そしてベーシック商材の企画全てを担当する事に。
桁の違う発注数で失敗は許されないプレッシャーと
どうしてもつまらん仕事はしたくないの狭間で
数億円の発注と戦っていくことになります。
詳しい話しはまた次回。。。🙋
海月
脱線回です🤣
今年は過去にないくらい湘南で海に入りました。
例年は真冬に千葉の水の冷たさに耐えられなくなったときだけ
暖を求めて湘南〜鎌倉に入っていました。
もしくは台風の時に整うポイントで
タイミングが合えば入る程度。
ポイント選びの優先度としてはそんなには高くありません。
真夏のR134の渋滞が酷すぎる事も、
夏の駐車場料金が異常に高いのも
半年間選ばない大きな原因ですかね😓
今年はコロナ禍で千葉県の海事情があまり良くなく。
駐車場の閉鎖やポイントの閉鎖が相次いで
変なところに人が集中してしまったり。
ストレス解消にいっているのに
色々な事に気を使うのも本末転倒だなって気がしてしまいました。
そんな事で、いつも行かない時期に
由比ヶ浜海岸でサーフ。
。。。。家族全員クラゲちゃんにやられました😭😭😭
子供達はなれないクラゲに号泣😱(すぐ立ち直って復活する強者ですが)
痛みもしばらくはあった様です。
親たちはチクチク程度で帰宅しましたが
めちゃくちゃ痒い!!!
足の甲とか顔とか嫌なとこに細かな水膨れができて、我慢できない痒みに
やはり知らないところに行くときは
色んな順調が必要だなっと実感。
帰宅中の車内でクラゲ除けクリームを
ポチリしたのでした。。。😅
アパレルのお話はまた次回🙋
安定かスキルアップか😱
二人目の子供の子育てをしながら
アウトドアブランドのデザイナー。
大変ながらも、プライベートの確保は出来て
忙しさに追われる事もなく
申し分ない環境だったと思います🥺
以前書いたように、私は飽きっぽい性格です。
アウトドアブランドは、固定ファンとライフスタイルに向けての商品なので、
毎月のMDの様な早い動きは求められません。
基本的には定番商品のアレンジ、
シリーズの新型追加など
前回もあったよね?な商品ばかりです😓
それが固定ファンを産むのですが。
そして、固定ファンがいるので
売り上げに対する意識が
とてものんびりしています。
後から考えても贅沢すぎる転職だったと思いますが
売り上げ意識の高い
トレンドゴリゴリの
レディースアパレルに行きたい思いが
次第に抑えられなくなっていました😱
そこで以前から興味のあった
話題の国内上位のアパレルで
基幹ブランドの企画課長になります。
規模で言ったら一声で数億円が動きます。
失敗したら数百億💦
半端ないプレッシャーの中ながら
スピードとトレンドと売り上げの真っ只中で
充実感は充分でした。
ここでのお話しはまた次回。。。🙋