時代キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
ワーママの生活に慣れた頃
機能素材やサスティナブル、アメリカンブランドに興味があって
そこそこの規模感のアウトドアブランドへ🙌
この頃はまだサスティナブルと言う言葉はアウトドアアパレルでしか聞けなかったし、
SDGSが提唱される前でした🥺
誰もが知っている定番商材を持ち
固定ファンもしっかりいて
ブランドイメージも決して悪くなく
企業としてもとても健全な会社でした。
離職率もめちゃくちゃ低く、利益率はめちゃくちゃ高く
後に都心のオフィスビルのワンフロアを
キャンプ場に見立てたショールームにする、アパレル不況を一切感じさせない環境でした☺️
デザイナーとしては
機能をつける仕組みや、混率による素材変化
打ち込みや加工もかなり色々勉強したと思います。
他のアウトドアブランドも見る機会が増えたので
興味のあった私は一気に、素材オタクへ😅
グラフィックも相当描きました。
Illustratorも使いこなす程度は使っていたけど、
ここでやっと職業レベルで使いこなせる様になったような気がします。
仕事も忙しすぎる訳でもなく、
楽しかったりゆとりがあったり
環境もよく、子育ての両立も出来ました。
職業としては何一つ問題ないのかもしれません。
ですが、人間は贅沢な生き物だな。。。とつくづく思います。
デザイナーとして「飽き」と言うのを体験します。
「売上」と言うのを追いたくなります。
この贅沢な環境から過酷な環境に
敢えて変えていくキッカケや
心境の変化はまた次回。。。🙋
神だと思っていた。でも違ったみたい😓
今年はデニムが久しぶりにトレンドになりました。
私はむかーしからアメカジやヴィンテージが好きで
デニムのヴィンテージは特に興味をもって
古着屋に通ったりしていました。
そんな中でもクオリティもよく、
独特の世界観を持っていた国産デニムには
強い憧れがありました。
有名なのは広島と岐阜、岡山でしょうか。
鳥取や島根の加工場も有名です。
私が以前いたブランドもデニムが有名だったので選び、
その頃にも広島デニムを使い、良さを実感、
もともと憧れのあった国産のデニムブランドと業務委託契約をします。
若干デニムの時代も弱くなっていたのでしょう。
価格帯も中国のデニムに勝つことができず、
古い体制でプレスも弱かったのだと思います。
個人的には中小企業が初めてだったこともありますが、
売れるサイクルが見いだせす、
レディースのボトムのみのブランドに
面白味を完全に見つけられませんでした😭
ヨーロッパのそこそこ有名なブランドの
輸入小売と、国産デニムの企画卸の2軸の会社でしたが
入った頃にはかなり経営も下降しており
1年くらいで契約を辞めることになります。
会社的にも古い体制が染み付いていて
やはり私には合わなかったのだと思います。
が、なんども広島へ日帰り出張があり
育児の息抜きや切り替えはリズムよくできました🥰
教訓としては、やはりアパレルは水物で、
良い時と悪い時の見極めがとても大切だと言うこと😅
ずーっと売れ続けるブランドはないですね。
こればっかりは絶対と言って良いかもしれない。
そして売れていないブランドは社員が辛い思いをしがちです。
時代に合っているか否かだけで、社員が悪い訳ではない部分が多いんですけどね。
変化について行けるブランドはなかなかないし、
コロコロ変化するブランドにはファンが付きにくいし
本当に難しい業界ですね💦💦
色々反省した私🥺
デニム屋は出産後のリハビリと割り切って
元々興味があり、時代の流れも始まりを感じていたアウトドア業界へ。
これがまた、キターーってほどの時代とのマッチング笑
そのあたりはまた次回。。。🙋
何よりも恐怖だったキャリアダウン😱
結婚して、退職を決めた頃妊娠。
次の仕事を探すのも少しストップして
出産する事にしました。
若くもなく、どちらかと言えば冷静な性格ですが
さすがに初めての子供は不安しかありませんでした。
でもきっと他のママ達と違うのは、
自分のキャリアが2度と戻ってこない事への不安が1番大きかった事でした🤰
子供は大好きだけど、育てるのは初めてだし、
怖くて怖くて仕方なかったけど、それは充実でした☺️
気を使うのも嫌だから、里帰りもせずだったけど、それも性格に合っていたのかも😌
家族仲は良いですよ😆
臨月で東日本大震災を体験していたから、
出産も地震が起きないか気を取られて
なんかよくわからないうちに元気に産まれていたし🤣
出産してからも友達から依頼されたブランドのお仕事をしてみたり、
ランサーズの様な所で腕試ししてみたり。
多少は仕事に関わろうとしましたが、
やはりなかなか難しい職種です。
外に出ないと、お店を回る習慣がないと、感覚がどんどん失われて、
トレンドを感じ取るアンテナが錆びれていくような感覚に襲われました。
自然と、もうアパレルには戻れないのかもしれない。。。と思い込む様になり、
若干ネガティブなマインドになります。
とはいえ根がポジティブなので、
深刻な顔も続かず、真顔がネタになる勢いで
明るい日々を過ごします🤣
上の子が1歳になる前に、次の仕事となる
国産デニムのデザイナーにカムバックしたのでした。
この辺から洋服業界に暗雲が立ち込めてきます。
その辺りはまた次回。。。🙋
DCブランド 企画チームの絆
今回は脱線しません🤣
ところでDCブランドって死語になりましたね。
いま、いわゆるDCブランドはなんて呼んだら良いですか?
適切な呼び方教えて下さい🙇
さて。
私がいたDCブランドの2ndライン。
アメカジの老舗ブランドの妹ブランドでした。
私が入った頃からほぼ日本企画で、
1割弱くらい海外デザイナーの物があったかなーと言う感じ。
部長、MD(数字の)、MD(商品の)、生産、デザイナー(私)
の6人が主要メンバーと、対デベロッパーやショップスタッフの営業や
VMDが集まった営業チームがありました。
違うフロアにプレスチームもありました。
Theアパレル!と言う感じですね、今見ると😆
あまりにも売れ売れなのにデザイナー1人で死にそうになったので、
その後同い年のアシスタントが加わります💦
このチーム、当時20代半ば〜30代でしたが、
特に物作りのメンバーはドタバタしてました。
洋服の知識も乏しく、アパレルを円滑に運営するには程遠くて
いつもあーでもない、こうでもないと
打ち合わせしてはやり直して、本国からもNGが来て。。。と、かなり鍛えられました😅
しつこいけれど、それでも売れる👀
このころからでしょうか、自分の無知さに呆れて
洋服について真剣に勉強しなければ。。。と思ったのは。
思ったら行動するタイプなので、すぐに正社員から業務委託契約に変えて、
出勤が必要ない日は勉強したり、館を見に行ったり。
次のステップを考え始めた頃、
結婚をし、退職を決めた頃に妊娠。
アパレルのキャリアが絶たれる不安に襲われる日々を過ごすことになります😓
また次回。。。🙋
また脱線です🤣
よく脱線します😅
今日は一般常識の話しです。
メールのCCって、読んでますか?
私は必要のある事は、隅々まで読みます。
もちろん添付もキチンとチェックして、
必要があれば、アクションもします。
大事なメールだから落としてるのに
「そんな所まで見れませんよ」と
切れられたことがあります。
しかも口頭や社内共有の掲示板で話したあと、
メールでその続きをやり取りしていました。
これ、見ない方がおかしくないですかね?😤
さらにこの話しにはフラグがありまして笑
相手は社歴だけ長いAくん。
社会歴、アパレル歴が長い私。
Aくん「出来るだけ取引先との全てのやり取りをCCで社員に落としてください」
私「え??そんなことしたら大事なメール見落とすよね?必要な事を必要な人に落とすよ。」
Aくん「いや、私は全て見ますよ!!」
私「そんなんしてるから、自分の仕事が終わらないんだよ?(実際めちゃくちゃ仕事が押している)」
と言うしょうもないやり取りを2回してます😭
その上、最初の言い草😱
CC見てない人に否があると言う一般常識を
30代後半のAくんに説明しないといけませんか?
もう、新入社員相手にしてた方が楽だなって思います。
どんなレベルで仕事してきたんだろ。。。
面白くないのは分かるけど、事ある毎に噛み付いてくるので
さすがにそろそろ無視してもいい頃かなーって思ってます😓
もう、他の人が相手してくれないからって
意味不明な文句で女性上司に噛み付く時点で。。。って気付いて欲しい😭
私、相当仕事にはポジティブな方ですが、
こー言うのはちょっとモチベーション下るので勘弁でして💦
面倒くさいので、なんならちょっとイジメてやろーとは思ってますが🤣🤣
次回はちゃんと職歴のお話しに戻します💦
愚痴です笑
失礼しました🙇
また次回。。。🙋
DCブランド 本国が偉いの❔
華々しいDCブランド。
作れば片っ端から売れるし、
カジュアルだから素材に詳しくなくても出来る。
ここでも勘違いと無勉強で過ごす事が出来てしまいました。。。
とはいえ、そんな環境で身についた事も沢山でした。
あんまり使ってなかったグラフィックも
自分で作る様になり🥰
Illustrator、Photoshopは仕事で使わないと
なかなか覚えないと思うから、
色々できて本当に良かったです。
布帛しか触ってなかった私が
フルアイテム、雑貨まで担当できた事も
今の私の経験にとてもプラスになりました😌
そしてストリートブランドとしても人気だったから、
次から次へとやってくるコラボも新鮮で、
当時はなかなか体験出来ない事だと思います。
有名なシューズブランドは多数、時計にカバンにアクセサリー。。。
今はコラボも当たり前で、何が何だかわからないくらいです😅
ワクワク感も販売の爆発力もなくなりましたよね、コラボ💦
この会社の先輩や同期は
今や様々な有名アパレルの中心人物になり
重役になり、1番先っぽでアパレルを牽引しています。
知人が活躍しているニュースは嬉しい物ですね😁
あ、今日書こうとした事が抜けてました💦
すぐ忘れる😱
今日は、外資アルアルのデザインアプルーバルについてです😅
日本のファッションはオリジナリティがあって、
海外のファッションには負けていません。
というか、同じ土俵で戦っていません🙌
外資アパレルやDCブランドは
日本のMDで動かしていても
デザインやサンプル、テーマまで承認が必要です。
ブランドを守ると言うのはもちろん理解しています。
ブランドが好きで入っていますから
ブランドを壊すような事はしたくありません。
ですが、このアプルーバルのやり取りが
物凄くストレスフルな作業になります😱
文化の違う、年齢の違う、所得も違う海外在住の方々に
日本ではこれが可愛くて、若い子はこんな格好をしてます!!と
いくら説明しても理解できる訳がない。
1000円安くしないと売れないんです!と言っても理解される訳がない😭
こんな風に修正して欲しいと、ナナメ上の写真が届くこともしばしば。
こんな人間ミタコトアリマスカ??ってなる様な笑
せめて日本を歩いてから言ってくれーって思うと
時々ゾロゾロ来ては、役員同士で会食やら
打ち合わせやらしてゾロゾロ帰っていく😓
本当に胃が痛くなるやり取りでした笑
そして自分も含め素人チームのドタバタな
ブランド運営については、また次回書きますね🙋
常々思う、世間との乖離
今夜はまたお仕事の話しに戻ってみます🙋
20年以上、私の仕事のテーマになっている事。
それは、職業にしている人と世間一般の感覚の乖離です💦
私はアパレルの人間だから、
24時間洋服の事が頭から離れません。
それと同じように
テレビのプロデューサーはテレビの事を、
建築士さんは建物の事を考えて
生きていますよね。
職業にしている人以外は洋服の事を、
一体どの位考えているか。
私の人生の7割が洋服だとしたら、一般的な人は2割?1割?それ以下でしょうか。
その隙間を埋める感覚を持つ事がビジネスセンスと言うやつなのではないかと🥺
今でも覚えている服飾専門学校時代のエピソードがあります。
「あなたにとって洋服とはなんですか?」と言う哲学的な質問があり、
たまたま指名されました。
私は少し考えて
「全てのバランスを整えるもの。心と体、体型、コンプレックス、髪型、全てです。」
と答えました。
たぶん、先生が珍しくとても褒めてくれたから
印象に残ったのかもしれませんが😅
何かの拍子に思い出します。
今でも私の洋服への想いが詰まっていて、
そんな洋服を作っていくことが永遠のテーマでもあるんです🙂
だって、洋服がコンプレックスを消してくれたら、
こんなに最高な事はないですよね。
最初の話しに戻ります🤣
リアルクローズとか言って、
洋服を真剣に考えてる事がリアルじゃないと思いませんか?笑
パッと手にとって、何となく背筋が伸びて、自信を持って出かけられる服を作れるのが
職業として良いデザイナーなんじゃないかなって事でして👀
私のデザイナー人生のテーマのお話しでした。
前の続きが途切れましたね💦
それではまた次回。。。🙋