一本の糸を編む
ニットのデザイナーは特殊な知識が必要と言われます🥺
ニット自体の定義も曖昧で、肉厚や糸の太さでカットと区別したりします。
(私はリンキングしたらニットと区別してます。)
機械にどの位の太さの糸をどの度目(詰まり具合)で入れていくかで
全く風合いも仕上がりも変わってきます。
所謂テキバンと言われる状態。
すこし度目を変えるだけで糸の分量が大きく変わり、
価格に影響したりもします😓
仕様書も特殊で、パターン通り切って縫う(カット&ソー)と言う工程が無いため
編地を減らしたり、リンキングと言われる縫う様な機械を使ったり。
今や進化してオーラリーさんのように切って縫うニットも沢山ありますが😊
それはまた特殊扱いですかね。
同じ様に指示しても工場によって全然違う上がりになるのも不思議です。
最近は糸の台帳の種類がとても増えて
一般的な商品はほとんど糸が買えるから
染めロット(オリジナルカラーを作るときの最低枚数、ニットは糸の重さで決まります)が
ほとんどなくなりました。
あまり一般的でない糸や置いておきにくい糸は未だに染めロットが必要です💦
私はこのニットの奥深さが好きです。
本当に難しい。
中国の威海市や国泰が有名です🙌
この地域や工場のニットは安くて品質も良い物が多いです。
あれ?オタクっぽいですかね😱
もう少し入口のお話しもしようと思います。。。
ではまた次回🙋