ゴミ製造機はごめんです😤
前回、ニットはウェイハイ地区とー。。。と言うのを書きました。
今回書こうと思うカットソーは山東や南通が多いですかね。
都心の工場は価格が高沸していて西へ北へと
散らばりました。
今は北の方が安いとは言われますが、
まだまだクオリティは不安定です😓
文化の違いはなかなか埋まらない大きな溝です😭
まぁ
日本人が1番商品のクオリティにうるさいですし、
自分でチェックしていても、生地の小さなネップや
ほんの僅かな染めムラで
不良品として弾くのも不思議な気はします。
日本人でも一般的な方は気付きもしないレベルでしょうから💦
コロナ禍てアパレルは
不要(飽和状態)な産業として、
また環境に悪い産業として
認識をする機会となってしまいました。
私は本当にゴミを大量に生産しているのではないかと
錯覚する会社を経験しました。
環境に悪いのをわかっていて使用したくない染料を使ってきました。
サンプルを作っては捨てながらサステナビリティをアピールしてきました🥺
それをコロナが止めてくれたとさえ思っています。
そして造り手をとりまく環境も大きく変化。
ミャンマーやバングラデシュ、ベトナム、インド、タイなど中国以外のアパレルの生産国が
軒並みコロナで生産出来なくなり、
生産を中国にうつしはじめました。
また、中国から海外、海外から中国への物流が混乱し
中国のアパレル工場は自国の為の生産を始めました。
すると、元々安くて細かくて難しい日本からのオーダーに
旨味を感じなくなりました。
コストダウンをお願いすると、平気でオーダーを断るようになりました。
さらに綿花の高沸。
さらにさらに現在は生地工場の地区に多く実施されている減電対策。
これは中小のアパレル工場のみを対象とした大規模な停電で、
政府が実施しているもの。
狙いは生産量を減らし、製品価格を上げ、
オーダーが減った工場は残ることができずに
最終的には国泰と大規模工場だけが残り
利益の上がるようにする、という政策です。
むちゃくちゃだと思いました、が、
実際オーダーは断られ、値段は上がり、生産効率が下がって、リードタイムが伸びる。
如実に影響が出てきました。
今まで1ヶ月強で納品できていた物が
クーリエの遅れも併せて
2ヶ月半を超えるように。
そろそろ日本のアパレルは低価格と言う物が淘汰され、
値段に見合う物しか作れない、
もしくはブランディングをした大切にされる服しか残らない
世界になっていくのではないかと
勝手に予想をたてている所です。
長くなっちゃったので、また次回🙋🙋