Smac∵g Blog

アパレル業界とデザイナーのほんと。Illustratorのこと。

浮かれて入社、からの~。。。

大好きなハワイ。

大好きな洋服。

大企業からのすっきりした転職。

ぶっちゃけわくわくしかしていませんでした🥺

 

入社前、お声かけもらったこの会社に

「本物のハワイがすきなので

オーガニックやサステナブルのムード満点の

シンプルで健康的なアパレルを作ります。」と

宣言して入社🙌

 

入ってみたら。。。

コテコテのサーフブリントとハイビスカスとウミガメて。。。

それとは別のテイストで作っていいって約束だったじゃん。。。

ださーーーーーーーーーー😭

知ってたけど、ださーーーーーーーって思いながら作れない😭

一緒になった上司?のような人も仕入れ小売りの経験しかなく

ものつくりに全く知識がない。。。

なにこれ?!から始まりました。

そして散々振り回されました。

慣れないバイイングもしましたよ。

ハワイで人気の物なら超詳しいですから。

でも、おしゃれだと思って使ってないですからーーーー!!!😭😭😭

自分のブランドのお店見てテンションが下がるって

本当に嫌なものなんです。

着てる人を見かけて「あれ私作ったやつ」と言えないのは

デザイナーにとって最悪です。

 

年を重ねてきて

洋服に、特に素材やクオリティーにこだわりが強くなります🥺

安い方を選ぶという選択がなくなりました。

洋服に妥協できなくなりました。

よれたTシャツに嫌悪感を抱くようになりました。

(古着は好きです)

良い素材は手が覚えています🙌

外見で洋服の値段がわかります。

高いだけのブランドと高くも感じないブランドが区別できるようになりました。

安いだけのブランドと安いのに素晴らしいブランドも選べるようになりました。

 

よく言うけど、デザイナーにとって洋服は子供みたいなものです🥺

やはり愛着があるんです。

誇りをもって作りたい。

今は優先度が少し変わりましたが

このころはそんな気持ちが一番強かったのだと思います。

良いと思わないものを作って、売れた売れないの話をするのが

とてもつらかった。

売れてもうれしくない。

小手先は器用になったので、売れる要素入れたらいい😅

 

泥のように仕事をしていた企業からの転職だったこともあり

放心状態、抜け殻のような仕事の仕方をしていました。

 

苦悩は続きます。。。また次回🙋